タルムードのお金についての格言を紹介します。
今回の記事では世界一のお金持ち民族ユダヤの聖典タルムードに書かれているお金の名言やユダヤのお金に関する言い伝えについて紹介していきます。
前回の記事でタルムードについての説明といくつか格言を紹介したので気になった方は是非ご覧になってください
タルムードお金についての格言①
人を傷つけるモノが三つある。悩み、いさかい、空の財布だ。その内、空の財布が最も人を傷つける。
お金は大切な人や自分の健康や将来を守る為に重要な道具だと考えるユダヤ人らしい格言ですね。
実際、お金の不安を抱えるとIQや判断能力が低下するという研究データもありますし、現役でトレーダーをやってる身としてはわりと正しいことを言ってる格言だと思います。
空の財布を作ってしまうとメンタルに影響します。
タルムードにはそれを防ぐ為の格言がいくつか書かれているので続きで紹介していきます。
タルムードお金についての格言②
富は常に3分法で保有すべし。3分の1を土地に、3分の1を商品に、残る3分の1を現金で
続いての格言は資産運用についてのものです。
世界一お金持ちの割合が高い民族であるユダヤ人は三分割法と言われる資産運用方法を基本にしています。
- 使いやすい資産である反面、インフレに弱い現金
- インフレに強く、安定した収益を得られるものの現金化が難しい資産である土地
- インフレにそこそこ強く、現金化もしやすく、高い収益が狙える反面リスクも高い株式
異なる資産分割して運用し、弱点を補い合うことで、リスクを減らしながら堅実に資産を増やすことが出来る手法です。
リスクを取れる若い人は株式を増やしたり、土地を買うのは中々ハードルが高いって場合は国債で代用するなどアレンジを加えるのがいいと思います。
資産運用に興味はあるがやり方は分からないという方は是非三分法を真似してみてください。
タルムードお金についての格言③
明日やる仕事を今日やり、今日食べるものを明日食べれば金は貯まる
続いての格言はユダヤの貯蓄に関する格言です。
要するに、キツかったり面倒だけど重要なことをできるだけ先延ばしせずこなし、楽しいことは後回しすればお金は溜まるという意味です。
- 普段より30分から1時間効率よく働く事を意識する
- 読書やアイデアを出す時間を増やす
- スクリーンタイムを減らす
- 自分なりの支出基準を設定して衝動買い、浪費を防ぐ
こんな感じの比較的簡単な習慣を持つだけでお金は溜まっていきます。
是非この格言を参考にやってみて下さい。
タルムードお金についての格言④
金は道具である、道具に支配される者などいない。
だから、道具はできるだけ多く持っている方がいい。
次に紹介するのはユダヤ人のお金に関する考え方がわかる格言です。
彼らはお金はあくまで幸せになる為の道具として考えています。
多く持っている方がいいが、お金に執着しすぎたりお金を数えたりすると不幸になることをよく知っていてそれを警告しています。
先程貯蓄、資産運用に関する格言を紹介しましたが、1年で○○円増やすといった目標を立てると恐らく辛くなるでしょう。
意識せずとも自然にお金が増えるような習慣や思考を身につける事をオススメします。
タルムードお金についての格言⑤
金をなくしても、何も失わない。誇りをなくせば、多くを失う。勇気をなくせば、すべてを失う。
お金を失うような出来事があってもそれを学びに変えて、挑戦を続けていれば恐らく失った分以上のお金がまた手に入るでしょう。
しかし、1度の失敗や不運な出来事で勇気を無くせば待っているのは停滞です。
もしお金を失うような出来事や辛い出来事があっても人生80年あればそういうことも1度くらい起こると切り替えて勇気持って前向きに過ごす事を心がけてみましょう。
最後に
最後まで見ていただきありがとうございますm(_ _)m
この記事ではユダヤ人のお金についての格言を紹介しました。この記事に真似できると思った考えがあれば是非取り入れて見てください。